基本資料
委員会運営方針
60周年プロジェクト委員会
委員長 大 谷 善 彦
委員会運営方針
旭川JCが創立50周年を迎えた2000年に策定された新・旭川JC宣言には「過去への感謝」と「未来への責任」の文言が明記されている。新・旭川JC宣言は2000年からの10年間を対象期間としたものではあるが、当委員会は創立60周年という記念すべき年に周年式典および記念事業を担当する委員会として、この二点は忘れてはならないと考える。周年式典は単なるセレモニーではなく、LOMの60年の歴史を支え発展させてきた先人や、ご協力を頂いた地域の方々に敬意と感謝の念を表す場であり、さらにメンバー一人一人が歴史の持つ重みを噛みしめ、綱領にうたわれる「明るい豊かな社会」の実現に向け思いを新たにし、発信していく場でなければならないと考えるからである。
また、記念事業においても同様に、単なるイベントではなく、真に市民のため、地域のため、そしてLOMの発展のために意味のある事業とし、メンバー全員がその意義を理解して事業に臨むことが重要と考える。このため、当委員会では式典および事業のあり方について、LOM全体より広く意見をいただき、事業への参画の意識を高めていこうと思う。また、事業の方向性や意義、委員会の考え方など、各種の情報をメンバーに向けて随時発信していくことによりLOM全体で目的意識を共有し、メンバー全員が一丸となって式典・事業に当たることができるようにしていきたいと考えている。
60周年記念式典および記念事業はLOMの全体事業であり、メンバー全員の協力なくして本当の成功はありえない。全員で協力してこの節目の年を祝い、「過去への感謝」と「未来への責任」への思いを新たにすることで、メンバー同士の新たな結びつきが生まれ、LOMが70年、80年と続き、さらに発展を遂げるための新たな一歩となることを確信するものである。
<会員拡大>
会員数はLOMの活力を示す一つの指標でもあり、新会員を増やしていくことは60周年を迎えたLOMがさらに次の10年、20年と発展を続けていくためには必要不可欠のものである。当委員会では、メンバーの持つさまざまなルートで新会員候補者をピックアップし、歴史の中で培われてきたLOMの持つ良さを、しっかりと新会員候補者や周囲の方々に伝えることで、新会員を一人でも多く獲得して行きたい。
新・宣言検証委員会
委員長 近 藤 博 之
仁の志 ~思いやりの士の心~
武士道の中に「五常の徳」というものがある。その中でも私は、最も“仁”が好きだ。仁は、思いやりのことと説かれている。今、世界の中に必要とされていることは何か?経済、環境、貧困からの脱出、核兵器削減、いずれをとっても人間の中にある思いやりがこの世界を救うのではないか?民族・人種・性別の垣根を越え、互いの社会や思想、そして個性を認め合うことで世界の平和への小さな一歩が進むのだろう。
わがまち旭川は、平和なのか?豊かなのか?飽くなき人間の欲求がうずまくこの社会で、たくさんの人々の思いが交錯するこの社会で、平和なのか?豊かなのか?新しい混沌の中にいるのか?それとも幸せの木を育て今まさにその実がなる時なのか?JCはどこに向かうのか?JCはどんな木を育てるのか?どんな実をわけあうのか…。きっとメンバーの中には、すでに答えが見えているはず。その胸の内に熱くたぎる思いを今まさに社会へと出そうとしているはずだ。わがまち旭川をこころあたたかな豊かな大地にすべきとその両の腕を今まさに差し出そうとしているはずだ。それこそが、仁の志ではないだろうか?思いやりの武士の心は、時に気高く、時に雄々しく、時に美しい。武士が立ち去った後は、華の香りがするという。私たちはそんな仁の士になりたい。
2000年度理事長盛永先輩は、次のように述べられている「新・旭川JC宣言は、旭川JCが、新世紀の旭川にとって変わることなくかけがえのない輝きを続ける存在であるための道標である」(2000年ナナカマド一月号より)私たちは、この10年間でこの道標を見失わずに邁進してこれたのだろうか?先輩諸兄が残してくれた財産を発展させ地域への貢献を続けてこれたのだろうか?この10年間をあらためて振り返り検証することで新たな道標をメンバーとともに共有することができなければ、次の10年間を地域とともに過ごしていくことは難しいものと思う。変わりゆく社会の中で仁のこころを決して忘れることなく新たな宣言を完成させて過去への感謝を表し未来への責任を果たすことをここに誓う。
<会員拡大>
会員拡大は、私たちが組織に真の誇りと自信を持っていなければ実現しない。私たちが自身の運動を通していかにして地域への貢献を果たしていこうとしているのか。また今後どのような方法で発展させていこうとしているのかを語らねばならない。言葉に仁のこころをこめて一人でも多くの候補者へ語りかけていきたいと思う。
広報・渉外委員会
委員長 野 嶋 壮 一 郎
青年会議所運動は決してメンバーだけで運動が完結するわけではなく、市民に認められて初めて成果として認められるものである。よってその活動を詳細に市民に告知し、理解を求め時には御意見を頂く機会を創出しなければならない。
またメンバー同士が、他の委員会の活動がいつ、どこで、どのように行われるかを興味深く、できるだけ詳細に告知する必要がある。
更に、本年は旭川青年会議所創立60周年を迎え、また同じ道北エリアの留萌での地区会員大会が開かれることもあり、旭川市民や全道50LOMのメンバーに旭川LOMをアピールする必要があり、これらが当委員会の役割であると考える。
これらの目的を達成するために、ホームページを本年も活用し、各委員会の事業・例会報告のみならず、メンバ-からの要望のある告知事項を積極的に取り上げ、スピーディにアップし、内容もできるだけメンバーの「生の声」を発信したい。
また、全道50LOMに旭川青年会議所をアピールするためには、各地周年・各種会議・大会に一人でも多くのメンバー諸兄を連れて現地に赴く事が何よりも効果的であり、さらにはLOMから離れて現地で活動する出向者にとって心強い支援となる。そのために事前告知を徹底し、当委員会メンバーが細やかなホスピタリティー精神を持ってLOMメンバーに接することで、旭川青年会議所としての渉外活動が量・質とも充実したものとなるであろう。
このような広報活動の充実の結果として、市民が旭川青年会議所の活動を認知・理解して頂く機会が増える。また組織としての横の繋がりが強固となり、その結果として事業・例会が各担当委員会のみの活動に留まらずLOM全体事業としての活動となり、より厚みのある青年会議所運動を展開することが可能となると考える。
また、充実した渉外活動を行うことにより、全道LOMに旭川青年会議所の団結力を訴えかけることが可能となり、そのことは取りも直さず60周年記念プロジェクトや地区会員大会留萌大会の成功の鍵となりうると確信する。
1年間、旭川青年会議所メンバーが士の心を持って、全道・日本各地で思う存分活躍できるよう全力でサポートしていきたい。
<会員拡大>
まず、委員会メンバーには、会員拡大は一年を通じてのLOM全体事業であるとの認識をしっかり持ってもらい、委員会を開催するたびに議題として取り上げる。
また、委員会メンバー個別の情報を委員会全体の情報として捉え、委員会メンバー全員がしっかりとサポートし、更に必要とあらばLOMメンバー全体の交友関係・取引先等を積極的に活用して新会員獲得に繋げていきたいと考える。