基本資料
委員会運営方針
会員開発委員会
委員長 本 間 公 浩
はじまりはいつも偶然な形でやってくるものである。
きっかけは?と問いかけると、知人に誘われたからとか仕事の繋がりのなかやむを得ずなど様々である。きっかけはあくまでも入り口であり、JCライフを重ねていくなかでは本当に小さな事で、様々な事業を経験していくといろんな形で影響をうける。
自分たちがJCに入会した時の事を思い出してみていただきたい。最初から楽しかっただろうか?最初からこのまちのために仕事や家族を犠牲にして時間やお金を投資しようと考えただろうか?少なくとも私は違ったと思う。メンバーの皆さんはどうだっただろう。
では、なぜ時間やお金を投資し、仕事や家族を犠牲にしてまで我がまち「あさひかわ」のために、また、LOMのために頑張っているのだろうと考えたとき、やはり仲間との友情に他ならない。自分がそうだったが、新会員の時は、とにかく参画しなくてはならないとの一心でしかなかったが、そこには仕事が忙しければ参画できなくても仕方がないと割り切れてしまった。しかし、その場に入れば少しずつ興味が沸いてくるものである。それは、もちろん事業への興味もあるが、やはり「人」である。興味がわけば、少しだけ早く仕事を済ませJCに時間を費やす。そして事業へ足を運び「あの人と話しをしてみたい」と考えるようになり「次の事業へ行ってみよう」となるのではないか。「修練」「奉仕」「友情」はJCの三信条であるが、経験を重ねていくと良くわかる言葉である。
近年、我がLOMは横の繋がりが希薄であることは否めない。たしかに、経済状況などを考えると仕方がない部分もあるかとも思うが、それだけでは片づけられない。隣の委員会がどのような運営をしているのかさえわからない状況も耳にする。このままではLOMの崩壊はさけられず、とても「まちづくり」などと言っている場合ではないのである。
ここで今一度、LOMの状況を考える時間があってしかるべきであり、メンバー一人ひとりの状況を把握する事も必要と考える。そして、手を差し伸べたり、一緒に考えたりしていく中で自然と仲間意識が醸成され、楽しさが伝播していくのではないだろうか。
このことを踏まえ、今年度、我々委員会は出来るだけ多くのメンバーと対話する時間を設け、顔の見える委員会活動を心掛ける。それは新会員だけに止まらず、もちろん既存のメンバーへと幅広い対話を持って、LOM全体を活性化できるよう職務にあたる事が、ひいては「明るい豊かな社会の実現」への第一歩になるものと考える。
<会員拡大>
この組織を語る時に、今あなたならどの事業について語るだろうか。私なら何から語っていいものか迷うであろう。それはたくさんの素晴らしい事業を抱え実行している組織だからである。こんなにも魅力のある組織であるからこそ、同世代の賛同を得られるよう心掛けながら、たくさんの市民の皆様に認識して頂き会員拡大に繋げる活動をする。
総務・財務委員会
委員長 酒 井 保 則
はじめに
平和通り買物公園の顔の一つともいえる企業が、昨年長い歴史に幕を下ろしてしまいました。私が高校生の頃と比べるとかなり様変わりしている感じがします。20年前は人通りもあり、それぞれの店にも活気があり、賑いを見せておりました。年月の経過によって人々の好みも変化しそれに対応することができた企業だけが今でも生き残っております。我々も創立60周年という節目を迎えますが、伝統を重んじながらも変化させる所は変化させていかなくては衰退していってしまいます。ですから、組織進化していかなくてはならないのです。
青年会議所活動
我々青年会議所は、全国で709あるLOMは『明るい豊かな社会を創る』という統一した目的を持って様々な活動をしております。その全てのLOMにあると言っても過言ではないのが総務・財務委員会です。社団法人旭川青年会議所のみならず、すべての青年会議所で行う事業は、理事会で承認され実行されます。その理事会等の諸会議に必要な資料を整理し
、事前に配信することで理事会を議論に集中できる場にし、さらには、予算書・決算書等の財務に関する部分を精査・管理していくのが職務です。また、その担当職務の性質上、LOMが組織として進化するための要の部分も担っていかなければなりません。
「LOM」と言う組織の中で、全てのメンバーが同じ情報を共有し、様々な議論が出来る環境を整えること。そして、我々旭川青年会議所が行っている全ての事業が、旭川青年会議所として行っている事業だと言う事を全メンバーに認識してもらい、積極的に関わっていけるようにしていくこと。さらにはLOMを構成しているメンバー間のかかわりをより密接にしていくこと。この3点を目標に定め、組織進化を目指していきます。
2008年より施行された公益法人制度改革によって我々は公益社団法人もしくは一般社団法人のどちらかを選択しなければなりません。本年度は情報収集を進め、来る時に備えます。また旭川青年会議所では親睦事業は、<九十九会>で運営されております。親睦事業はメンバーの絆を育む重要な場所であり、さらには担当委員会の労いの場でもあるので、楽しさと慰労を提供できる場を設え、運営していきます。また、メンバーの頑張りを内外に発表するために、LOM内褒章の申請や、社団法人日本青年会議所で行っているアワードJapanに申請していきます。さらに、JC版国民栄誉賞ともいえる、人間力大賞にふさわしい方を、全メンバーで探し、申請していきます。
最後に…
青年会議所活動は自分を成長させてくれる場所です。メンバーと共に考え議論し少しでも良いものを創りあげる、そこで友情が育まれ、さらに個人個人が志を持って自分の限界に挑戦していくのです。しかし、限界とは自分で決めてしまってはそこで終ってしまいます、「まだできる、もう少しやれる。」という所から自分の限界は上がっていくのではないでしょうか、志(士の心)を持って武士道精神で自らを律しさらなる限界にチャレンジします。
<会員拡大>
常にアンテナを張り、知り合いになった人に青年会議所の素晴らしさを伝えることが重要であると考えます。旭川周辺に住んでいる人はもちろんの事ではありますが、たとえ旭川青年会議所の地域に住んでいない友人にも青年会議所で教えていただいた事や、学んだ事を自分達の言葉で伝えることによってリアリティーある話をし、さらには委員会の垣根を越えた連携をし、時には先輩諸兄にもお手伝いいただきながら、興味を抱いていただきます。そして会員拡大に繋げていきたいと思います。