基本資料
委員会運営方針
青少年育成委員会
委員長 澤田 真由美
近年の青少年を取り巻く社会状況は不登校や児童虐待、青少年犯罪の増加などから分かるように多くの問題を抱えています。そのような生活環境にいる自分の子どもや次代を担う地域の子どもたちの心の成長に不安を感じた事はないでしょうか。旭川青年会議所で2008年に作成した「青少年育成方針」では学校・家庭・地域の連携が子どもたちの育成に欠かせないものとして挙げられています。当委員会ではこの「青少年育成方針」を参考に、行政で行われている連携体制に関する取り組みの中で、市民に周知徹底されていない事案や導入にあたっての問題点、そして学校・家庭・地域における連携体制の広がりや、その取り組みが子どもたちの育成にどのように関わっているのかを検証します。その上でそれぞれが子どもたちにとって「安心できる確かな居場所」となっていくよう、学校・家庭・地域・更には行政が連携した協力体制のもとで地域一体となった子どもたちの育成の実現に向けて尽力して参ります。
東日本大震災において被災した子どもたちへの対応はとても重要でデリケートな問題です。たとえ生活環境が整っても尚、心的外傷後ストレス障害(PTSD)などの症状が現れる事例が多く長期的な支援・対応が必要です。当委員会では被災地で必要とされている支援の内容を調査・検討した上で被災した子どもたちの心に歩み寄り「本当に必要とされている支援」を見定め、青少年育成という観点から被災地の復興に尽力します。更に旭川の子どもたちとの交流から笑顔を贈り、未来につながる友情が生まれる事を願います。
2009年に設立された旭川ユナイテッドチルドレン(旭川UC)は現在10名のメンバーで活動しております。当委員会ではまちづくり活動において良きパートナーである旭川UCと旭川青年会議所との協力・連携体制の構築に努めます。またサポートグループが円滑に継続的にサポートできるような体制を整え、旭川UCの更なる発展の為に支援します。
<会員拡大>
年々減少の一途をたどるLOMの会員数、私たちが明るい豊かな社会の実現に向けて活動していく為にはこの地域の未来を真剣に考え、良くしたいと願う仲間を増やす事が必要です。当委員会では新会員獲得に向け目標人数を最低3名とし、長期間活動できる20代の人材や女性メンバーの獲得も視野に入れ活動して参ります。青年会議所活動の魅力を十分伝えていき会員拡大によって旭川青年会議所が更なる活動の幅を広げられるよう尽力します。
地域経済活性化委員会
委員長 篠原 智子
旭川特有の恵まれた環境それは自然と都市機能の融和であり、それらを活かした明るい豊かな社会の実現に向けて邁進する我々は「人口減少」「少子高齢化」、大都市と比べた「地域間格差」等、様々な問題を抱えている。
2007年に「ものづくり戦略モデル」が提言され、その中から事業として行われた「たいせつマルシェ」も今年で5年目を迎える。昨年は当初のコンセプトを改めて明確にし、協議会の設立が行なわれ、豊かな地域社会の創造に地域社会全体で取り組む第一歩が進められた。今年度は協議会との連携を強化し円滑に運営できるようサポートしつつ、その開催を協議会と共にコーディネートし新たな提案を行う事で、たいせつマルシェが我々や地域にとって相乗効果をもたらす。また、やがては協議会が独立して運営できるよう共に協議を重ね、新たな連携関係を構築し、たいせつマルシェがより発展していくよう尽力していく。
また、「企業誘致」や「観光の振興」、「食文化の発信」など旭川を取り巻く地域経済活性化策に対し市政がどの様に考えているかを充分に理解し、凛然とした誇りある旭川を創造する為に、お互いが想い描く旭川ビジョンを語りコンセンサスを図る事が必要である。
今日、先に書いた問題は益々深刻化している。これらの問題を改善していく為には、今後旭川により多くの人々を呼び込み、このまちの魅力を更に周知させていくべきではないかと考える。その為に当委員会では、「食」に留まることなく「芸術」「歴史」「文化」「自然」など様々な角度から古き良き旭川文化を検証し、新しい旭川の魅力を発掘する事で新たな地域経済活性化策に取り込んでいく。
そして、何よりも私達がこのまちを愛し、旭川の魅力を発信していく事で、行ってみたい、また訪れたい、ここに住みたいと念願されるまちになっていくはずである。その結果、まちに賑わいが生まれ、経済が活性化し未来に向けて変わらない旭川を創造していけるはずである。
<会員拡大>
LOMに属する人間が多ければ多いほど知恵と実動力が増える。知恵と実動力が多ければ多いほど多様な規模と可能性に満ちた事業を構築することができるだろう。当委員会では会員獲得目標を3名とし、私たちとともに「志を同じうする者」を探すべく、日々私たちの責任を自覚しながら活動し、「明るい豊かな社会」を築くために「英知と勇気と情熱」を持った一人でも多くの青年経済人に伝えることで会員拡大を行っていきたい。