基本資料
委員会運営方針
旭川JC宣言実践グループ
副理事長 海老子川 雄介
愛する郷土に対して、なにができるのか？
人口数で北海道第二の都市であり、北日本最大の中核市である旭川市。東川町、東神楽町、美瑛町、鷹栖町、比布町、当麻町、上川町、深川市、芦別市、そして幌加内町と２市８町と隣接し、道北の拠点として広域にわたり域間交流が盛んであり、経済的に重要な都市に私たちは暮らしている。都市と農村が共存し、恵まれた自然環境や教育機関の集積などから農業、製造業などの産業や医療、福祉が地域の経済や雇用を支えている。
バブル崩壊、リーマンショックを経て、先進国の経済は低迷。新興国でも環境問題や社会的不安、紛争などのリスクが顕在化し、世界はまさに混沌とした様相を呈している。一方国内に目を向けると東日本大震災やエネルギー問題、牽引産業である製造業の低迷、政治不信、財政不安を抱え、閉塞感が漂う状態である。昨今の経済状態は地方都市を疲弊させ、強いては日本の国力をも低下させている現状をもはや見過ごすことはできない。
旭川JC宣言「夢ビジョン２０１０」の実践を掲げる当グループでは、郷土産業の振興を通じて揺るぎない生活の基盤を手に入れ、ひとづくり・夢づくり・地域づくりのリーダーとしてあさひかわの発展に貢献しようと行動する。さらには市長や地域の産業推進団体との意見交換や連携を通じ、明るい豊かな社会の実現に向けた行動を実践する。また、自然、産業、文化、教育など、地域特性を反映し経済を左右する分野において、旭川の未来像を考え市民発信する機会を通じ、企業や市民に対して地域の未来像を描き実現にむけて行動する意識を醸成したい。
成熟した大人は精神的にも経済的にも自立していて当然だが、成熟した都市も同様に自立しているべきだ。愛する郷土の、未だ見ぬ真に自立した姿を語ることこそ、夢を語ることではないだろうか。当グループはひとづくり・夢づくり・地域づくりを通じて真に豊かな魅力あふれる旭川の創造を目指し地域に貢献する。
夢をかなえる力実践委員会
委員長 田村 総司郎
夢をかなえる力とはどんな力なのでしょう。夢とは思い続ければ叶うものでしょうか。子供のときの「夢」は憧れや理想をまさに夢見みた分だけスケールの大きいものでした。しかし今、「夢」を思い描こうとしても、現実を言い訳にしてつまらない発想になったり、「夢」をあきらめてしまってはいないでしょうか。私たちは決してあきらめずに豊かで明るい、わがまち・あさひかわを創造するために、大いなる夢を描き先頭に立って行動していきます。
「旭川ってどういうところ？」と聞かれたときに、どれほどの旭川人がすんなりと答えられるのでしょう。わがまちの現状を見てみると、少子化による教育環境の衰退や旭川で働きたくても就職先が少なく若年層の人口減少に歯止めが掛かかっておりません。また、一部の積極的な企業が外貨獲得によって地域経済に好影響をあたえているものの、今後の見通しとして内需拡大は期待できず、旭川が好きだからという気持ちだけでは安定した生活を得られないという若い世代にとって非常に辛い現実があります。
しかし、このような状況だからこそ、我々は将来にわたりみんなが郷土を愛し、旭川に住みたいと思える街にするために動き出さなければなりません。そのために当委員会は、旭川の地域経済を中心として様々な分野で現状を見つめ直し、調査・分析によって課題を抽出し、問題の改善に行政を巻き込んで進めていきたいと考えています。また、青年会議所の活動を広く市民に発信し、今まで以上に理解を促していく事は新たな連携や事業への好循環、更には新会員の獲得にもつながっていく重要な取り組みと考えており、その環境醸成にも努めていきたいと考えています。
「夢」はあきらめた瞬間に叶わないものになってしまいます。LOMの先輩方が「夢」にむかって数々の困難を乗り越えてきたおかげで現在の旭川があります。現状を決して憂えることなく、旭川の夢づくり、ひとづくり、地域づくりのために委員会一同邁進します。
＜会員拡大＞
第2次ベビーブーム世代が卒業を迎えると同時に候補者も減少していくのは自然なことです。しかし、LOMの会員数が減少して行くことも自然なことだと考えてはいけません。「夢づくり ひとづくり 地域づくり」を進めていくために、共に汗を流していく仲間が不可欠です。積極的に一人でも多くの友を集めていきます。
