基本資料
委員会運営方針
地域発信グループ
副理事長 長谷川 周弘
「郷土愛」とは「住民自ら生まれ育った地域に対して愛着を抱く心情である」とあります。35万人の大台を切り、益々人口減少が著しいともいえる我が街旭川。この地で生まれ育ち、進学等で春先に道外などに転出していく若者が多いのも人口減少の一つの原因ともされています。当グループではこの地に暮らす住民ひとりひとりに生まれ育った地域に対して愛着を抱き「明るい豊かな社会の実現」に寄与して頂けるよう活動し発信してまいります。
そのなかで今後重要となる役割の一つに次世代の子供たちの育成があげられます。将来夢あふれる旭川の創造を担っていく子供たちが今の私たちと同じ志をもって活躍してくれることを願うとするならば、これからの子供たちに対しての我々の育成が今後の将来に大きく左右します。核家族化がすすみ、共働きの夫婦の増加、母子家庭など親と子のコミュニケーションが失われ、現代の子供たちもまた、我々大人と同じように見えないところで大きなストレスを感じていると思います。まずは笑顔で楽しく過ごせる環境を与えてあげることから始める事が必要であると考えます。
もう一つの役割として我々旭川青年会議所が「まちづくり」というテーマのもと長年にわたり地域の皆様と一緒に作り上げ継承してきた事業を愛する郷土の一つとして定着していけるよう活動して参ります。一つの歴史を作り上げ、文化として長い間継承し続けることは簡単なことではありませんし、年々変わりゆく経済状況や時代の移り変わりに柔軟に対応していかなければなりません。「旭川の発展」また「郷土愛を育む」という目的のもと市民とメンバーが一丸となり、夢あふれる旭川の創造に向けて邁進して参ります。
青少年育成委員会
委員長 榊原 博史
未来を担う子ども達の育成には我々大人が大きく影響しており、我々は子ども達の道標となる存在でなければなりません。当委員会では、青少年育成を通して子ども達の持つ無限の可能性を感じてもらうことを目的に、そのきっかけを提供していきます。子ども達を取り巻く環境はその時代によって日々変化していますが、イジメ問題や子どもへの虐待問題など人が人を思いやる心の欠如から起きる問題がなくなる兆しはありません。他者を思いやる言動や行動がもっと増えればこれらの問題は解決に向かうと考え、本年度の青少年育成委員会は“やさしい心”の育成に重点を置き活動します。やさしい心を持つ事で子ども達は心身ともに健やかに成長し、やがて未来を担うリーダーとなり自分達の経験を次代に伝え光輝いた未来を創造してくれると考えます。我々も日々の青年会議所活動を通じ、様々な事を学び成長しています。この活動が自分達の住む地域のより一層の発展や世界中の多くの人々の笑顔に繋がっていくものであると確信し、今年度も明るい豊かな社会の実現に向けて邁進していきます。
2011年3月11日に起きてしまった東日本大震災から3年が経とうとしています。被災直後から様々な報道がメディアを通じて発信されていますが、実際は復興までにはまだまだ程遠いというのが現状ではないでしょうか。原発問題や住居問題、そして現在でも家族が見つからないという状況で生活している子ども達の心のケアなど、解決していかなければならない問題は沢山あります。その中でも特に被災した子ども達の心のケアを中心に、被災地では今何が求められているのかをしっかり検証して支援活動を行っていきます。被災に遭われた方々は決して忘れられない事かもしれませんが少しでも子ども達が笑顔になってくれる事を考え事業を構築していきます
<会員拡大>
青年会議所活動を行っていくには多くの力が必要である。1人の考えより多くの考えを融合して青年会議所活動の理念を元に地域発展に寄与出来ると考えます。その為には会員数の増加に努めていく必要性があり我々の務めであると考えます。活動理念を委員会メンバー全員で理解をする事と共に、未来の仲間になりうる青年に伝え魅力ある団体という事を発信していき新会員獲得に努めていきます。
冬・夏まつり支援委員会
委員長 稲田 良輔
我が街旭川は、北日本最大の中核市であり、美しい自然と発達した近代都市が共存する魅力あふれる都市です。しかし旭川も他都市同様に若者を中心とした人口流出といった問題を抱えているのは周知の事実です。その若者たちは、自らが生まれ育った旭川に全く愛着も無く、「郷土愛」を持たずに旭川を離れ暮らしているのでしょうか。おそらくは日々の暮らしの中で故郷旭川を想い、きっかけさえあれば旭川に戻りたいと考えているのではないでしょうか。我々が支援する「まつり」はその様なきっかけの一助に成りうると考えます。厳冬の最盛期に開催される冬まつり、真夏の旭川の市街地を彩る夏まつりは、多くの市民で活気に溢れ、旭川に活力を与え、市民のための「まつり」へと発展しつつあります。
「旭川冬まつり」における我々旭川青年会議所の支援事業は、一定の評価を得るに至っており、多くの市民との関わり、観光客や旭川市民の集客は、活気溢れる冬まつりの形成に寄与しております。事業の準備段階からの市民及び行政との連携協働や、来場者が旭川の冬の魅力を存分に体験できる事業を構築することが、「旭川冬まつり」への最大の支援となると考えます。
本年で第24回を数える「烈夏七夕まつり」は近年、市民主体の実行委員会と旭川青年会議所が一体となって事業を構築する態勢が完成しつつあります。市民との関わりをより強固にするのと同時に、「烈夏七夕まつり」の原点を今一度振り返り、「烈夏七夕まつり」に対する想いを多くの市民に伝え、魅力ある「まつり」を継承することが、この先、市民のための「まつり」として長く定着する一助となると考えます。
当委員会は、旭川市民及び行政と一丸となり「まつり」の支援事業を構築することで、事業の魅力を市民に体験してもらい継承していくことが、生まれ育った街旭川への愛着、すなわち「郷土愛」を育むこととなり、その「郷土愛」を持って真に豊かな魅力あふれる地域の創造を目指して運動してまいります。
<会員拡大>
旭川をより魅力溢れる街にするため、未来のリーダーを発掘・育成することは我々に課せられた使命と強く受け止め、旭川青年会議所メンバーと共に運動する仲間をメンバー企業関係者のみならず、対外事業で接する対象者へ勧誘をするなど、全力で新会員獲得に注力いたします。