基本資料
委員会運営方針
地域資源室
副理事長 守田 和弘
北海道第2の都市旭川。私たちが子供だった頃、買物公園には人があふれ、サンロク街にはネオンが瞬いていた。幼いながらにもこの街の活気を感じ取ることができた。しかし、社会情勢の変化に伴い、旭川の人口は1998年より減少の一途たどり、バブル崩壊を境としたこの土地の閉塞感は否めない。消滅可能都市の一つとして数えられている現状を誰が想像できたであろうか。
「旭川が好きです」。私は自信を持ってそう言える。時を経て、生活環境が変化しようとも、社会情勢が変化しようとも、一歩外へ出れば、友達と暗くなるまで虫を追いかけたあの頃、鼻水を凍らせながら雪遊びしたあの頃と同じ大自然が広がる。自ら四季を体感し育ってきた環境が、今も昔も変わらず存在する。これは、道北の拠点都市である旭川の最大の魅力であり、この土地の資源である。
旭川青年会議所は、「明るい豊かな社会」の実現のため、旭川冬まつり支援として様々な運動を展開してきた。しかし一方では、会員数減少による人的支援の低下や、アイデアの枯渇、発想の硬直化、行政や冬まつり実行委員会との連携不足や準備期間不足といった根本的な問題を多く抱えている。
そのためには冬まつり実行委員会のカウンターパートナーとしてLOM全体で冬まつり支援を取り組むことで、抱えている根本的な問題を打破し、冬まつりがより魅力ある地域のイベントとして進化定着することを推し進める。本来の支援のあり方を考え、今、私たちに何が求められ、どうすれば旭川の魅力を最大限発信できるかをLOM全体で取り組み、私たち旭川青年会議所でしかできない支援の在り方を実現する。また、次年度の旭川冬まつり支援計画を前倒しで作成する事で、行政や実行委員会との連携不足を解消し、より円滑で継続的な事業運営を目指し前進していく。
旭川の冬の楽しもう。私たちが自ら楽しみ、冬の魅力を体感できる事業を構築しよう。旭川に住む人、旭川を訪れる人、「旭川が好き」そう思える人々が一人でも増えることが、真に豊かな魅力あふれる地域の創造に繋がると信じ、旭川青年会議所運動に邁進していきます。
冬まつり事務局
事務局長 守谷 実
旭川の冬の魅力を考えると何があるだろうか。我々が子どものころ顔を赤らめて遊んだそり遊びや雪だるま作りなどの外遊び、スキーやスノーボードなどのウインタースポーツ、旭川雪あかりのイベントなど様々な魅力が挙げられます。このような「冬の楽園あさひかわ」を全世界に発信できる最大のコンテンツが旭川冬まつりです。
これまで旭川青年会議所では「明るい豊かな社会の実現」のための一つの事業として、冬の魅力の発信、新たなコンテンツの創造、外国人観光客へのアピールなど、様々な形で冬まつり支援事業を展開し、賑わいを創出してきました。そのような活動の歴史のなか、2017年度は従前の委員会という枠組みが発展的に解消され、冬まつり支援事業が新たに全体事業としてスタートが切られる年であります。本年の冬まつり事務局の役割は、全体事業であることの意味を深く理解し、この旭川冬まつり支援をさらなる成功に導くことにあります。
当事務局では、全会員が一つの目標に向けて行動するため、冬まつり支援の方向性を示し、委員会の垣根を越えて協働する仕組みや旭川冬まつり実行委員会や関係諸団体、地域ボランティアの方々との連携、調整を行う運営組織の構築を行っていきます。また、旭川冬まつり実行委員会との打ち合わせを綿密に行うことで旭川青年会議所による冬まつり支援事業がより魅力的で円滑に機能する事業となるよう、2018年度へ向けた計画立案及び引継ぎを行っていきます。
当事務局は、これらについて取り組むことで、雪と氷の魅力を最大限に活かしたコンテンツを創造し「冬の楽園あさひかわ」を全世界に発信する冬まつりへと発展させていきます。また、全会員が同じ方向を向き協働することで、青年会議所運動の根幹を担う「修練」「奉仕」「友情」の三信条をより強固なものとし、真に豊かな魅力あふれる地域の創造を目指して運動を前進させていきます。
<会員拡大>
青年会議所運動を展開していく上で、共に行動する仲間の拡大は必須と言えます。仲間が増え、LOMに新しい血が入ることで、様々な意見交換が生まれ、活力のある運動展開がより可能となり、ひいては組織の発展に繋がります。これを実現することで、青年会議所運動に魅力を感じた新たな人財が自然と集まってくるものと確信しています。運動を前進させるためにも当事務局では4名の会員拡大を掲げ、獲得に向けて邁進していきます。