基本資料
委員会運営方針
まちづくり室
副理事長 清水 健史
明るい豊かな社会を築く。日本の青年会議所はこの志をかかげ、力を合わせて行動してきた。旭川青年会議所もまた、明るい豊かな地域を築きあげるべく、進むべき未来を想像し、想いを一つに前進してきた。周りの国々の発展や移動・輸送手段の進化、コミュニケーション手段やメディアの多様化や、都心部への人口の一層の集中、漫画等のサブカルチャーの発展など、地域を取り巻く状況は時代とともに変化している。しかし、状況は変化しても、明るい豊かな社会を創るという志は変わらない。私たちは自分たちを取り囲む現実を直視しつつも、多様な視点と柔軟な考えをもって、より良き未来を想像し、想いを共有して、一歩ずつ実現していかなければならない。
豊かな社会を実現するには、経済的にも豊かでなければならない。そのためには、地域としての稼ぎを得ることが必須である。旭川やその周辺の地域が他の地域に対して優位に立っている資源を発見し、必要に応じて手を加えたり、見せ方を変えたりするなどの工夫をして、他の地域や国の人に提供できなくてはならない。そのために私たちは、綿密な調査や多様な発想、粘り強い思考をもってどういう資源をどのように提供できるかを考えて、提案してゆく。
より良き社会を創り上げることは、独り青年会議所のみの力ではできない。社会に価値を提供する一次的な存在は企業であり、それを補充しているのは行政である。また、専門的な知見や経済人を輩出する大学や高校も重要な役割を担っている。我々のなすべきは、企業や産業の応援であり、行政と共に社会の土台を作ることであり、学校と社会をつなぐことでもある。まちづくり室は企業や行政、学校との連携を強化し、進むべき未来を提案し、産学官を応援し、ともにより良き社会を築くべく運動していく。
そして何より、明るい豊かな社会を築き上げるためには「人」の育成が重要である。明るい豊かな未来を創るのは、未来のリーダーである。将来のこの町を背負って立つ、地域づくりのリーダーを輩出することは、この町を真に豊かな魅力あふれる地域にしていくのに必要不可欠である。夢を描き、仲間と想いを共有して、粘り強く考えて夢を具体化し、団結して実現する。私たちは、自分たちがそうなるとともに、そのような青少年を育成していく。
よい社会を築くには、まずはよい社会を想像することである。そして、それをどうすれば実現できるのか考えて、他の人達に伝え、協力してもらい、共に運動をしていかなければならない。そのような運動を絶やすことがないよう、未来の世代へも伝えることを忘れてはならない。これらを続けることができれば、必ずや明るい豊かな社会を創造することができるだろう。
政治経済委員会
委員長 髙橋 宏典
旭川青年会議所は、2010年代運動指針として「豊かさの探求によるわがまち・あさひかわの発展」を掲げています。2018年はいよいよ後半の年となり、具体的な行動が求められる年であります。
日を増す毎に現実味を帯びてきた人口減少の問題は、旭川に限らず全国的に見ても非常に重要な課題です。働き手不足の解消を模索する中で、各業界では人工知能の活用やロボットの積極的な導入が進んでおり、人が働く意義も問われる時代を迎えています。国が掲げる地方創生は、地域資源の活用や特性を改めて考えるきっかけとなり、地方都市が活性化するための取組は近年活発になっています。地域が活性化し発展するための財源確保は必須であり、地域資源を活かした外貨の獲得は、地域に暮らす人々の自信や希望に繋がり、更には豊かな生活に通じると信じております。
地域人口・流動人口・生産人口が減少していく問題の解決には、「観光振興」に注目すべきだと当委員会では考えております。産業としての裾野の広さもさることながら、労働力が機械化されづらい分野である事も注目すべき点で、それは地域で暮らす人々に直接的な経済効果が得られたり、労働力として人口が流入するなどの効果が得られます。
旭川JCが近年継続して行なっている産官学連携も、人との繋がりによるものであり、コミュニケーションを取る中で様々なアイデアや新たな発見が生まれ、物事を多面的な角度から捉えることができます。
私達に求められているのは、日々変化して行く環境に敏速に対応していく能力と、一般市民も巻き込んだ「あさひかわの発展」に向けた交流の場を提供し、旭川のシンクタンク機能を果たして行くべく邁進していきます。
会員拡大について
旭川青年会議所に入会し、あさひかわの発展の一助となる事は、入会する大きな意義であり、個人では実現出来ない事に関われる大きなチャンスでもあります。 昨年度より引き継がれている新会員候補者リストや、日々の人との繋がりを元に、当委員会を含めた青年会議所の運動に興味を持ってもらい、3名の仲間を集める事を目標とします。
旭川創生委員会
委員長 平間 恵子
私たちは明るい豊かな社会を築きあげるために経済的・物質的な豊かさ、または精神的な豊かさを探求し、運動を展開しています。同志と共に議論し、地域の発展を目指した運動を創る過程で自ら考え、地域を巻き込む力をつけ、成長し、感動を覚え、友情が育まれ、さらなるまちづくりの情熱へと変革します。青少年も、故郷で同年代の仲間と、自ら考えたことを積極的に話し合い、計画した一つの物事を地域に支えられながら創り上げることで、成長すると考えます。さらにリーダーの育成には周囲を巻き込む力の醸成が必要であり、その過程で覚えた感動や友情は、地域で培ったものとして、自身の支えとなります。
青年会議所の人づくりが青少年育成にも重なると考え、本年は、近い将来に社会人として地域のリーダーとなりうる高校生に焦点をあてます。夢がないと言われる時代で、社会に出る一歩手前の高校生は、地域との関わりで自身の可能性が広がります。まずは青少年育成事業の事例を調査研究し、旭川の未来を担うリーダー育成には何が必要なのかを探求します。同時に高校生とコミュニケーションを図り、年代を理解することも必要です。
旭川JCは2010年代運動指針として「豊かさの探求によるわがまち・あさひかわの発展」を掲げました。その探求心により近年では、企業・行政・学校のつながりを意識したまちづくりが行われ、協働することで生まれる旭川の発展に向け歩んできました。本年も、まちづくりを意識した青少年育成をするべく、地域と高校生をつなぐ架け橋になることでこの歩みを継承、さらに高校生が地域に影響をもたらす展開を目指し、事業を構築します。
地域との関わりの中、自ら考え、仲間を巻きこむ力を養ってもらうことができれば、未来のリーダーへ成長を遂げると考えます。ひいては旭川の明るい未来につながります。まずは当委員会が夢を描き、未来のリーダーを想像し、創造する。その信念をもち邁進します。
会員拡大について
会員拡大は青年会議所の基本運動です。その運動は私たちが日々取組んでいる、まちづくりの根本であり、旭川青年会議所継承の為にも、最も重要な位置付けです。また本年は北海道地区協議会地区大会に立候補するという大事な年でもあり、二年後にひかえた地区大会を勝ちとるべく立ち向かうには、同じ志をもつ青年経済人の仲間が必要です。その当事者意識を持ち年間を通して4名の新会員を獲得します。