基本資料
委員会運営方針
地域デザイン委員会
委員長 湯野 永知
近年の情勢により、日本の生活環境、経済は目まぐるしく変化しています。経済においては90年代にバブル崩壊による衰退後、少しずつ回復傾向に向かいましたが世界と比較すると経済成長率は低いままです。また、旭川市の経済状況を見ると2018年総生産成長率が北海道全体よりも低く、経済成長の鈍化と言えます。人口推移を見ても総人口や人口動態も減少傾向であり、高齢化割合も増加し、消滅可能性都市にも記載されています。経済成長の鈍化や人口減少などの背景を受け、私たちは持続可能な地域とは、どのようなものか、まちのあるべき姿を描かなければなりません。
前述のとおり、旭川市は様々な要因により衰退傾向であります。そこで重要なのは何が起きるかわからない状況だからこそ、様々な人を巻き込み、地域の中期ビジョンを共創/共有することが必要です。一方で今までのJCのまちづくりを振り返ると単発的な運動が多いように思います。目先の現状をしっかり捉え、課題に対してコミットすることは非常に効果的であると思います。しかし、近年のような大きな変化の時代だからこそ目の前の現状から運動の可否を考えるのではなく、先にありたい姿を描くことが重要であると考えております。そのためにはまず、まちづくりの基幹である行政の考えや持続可能な地域とはどのようなものなのか理解する必要があります。ここで言う行政とは旭川市は勿論のこと、他のまちも参考にしていく必要があると考えております。また、まちのあるべき姿というのは旭川市民が理想として望むものでなくてはいけません。行政だけではなく様々な団体、組織や市民などの多方面に調査研究、議論を重ねると共に、ビジョン形成時には専門家に協力を頂き、旭川市民が理想として望むまちのあるべき姿を発信してまいります。
中期ビジョンを共創/共有すると掲げましたが、中期というのは単に10年、15年という期間を区切るものではありません。激動の時代だからこそトライ&エラーを繰り返し、ゴールを都度見直す必要もあると考えます。重要なのは私たちが1年間の運動の中で旭川市民が望むまちのあるべき姿の実現にむけて土台を形成し、次世代につなげられることだと考えております。
会員拡大について
組織の発展には継続的な会員拡大が必要です。更には、組織として強固な基盤を築いていくためにも、一人でも多くの青年経済人を仲間に受け入れ、議論を交わし切磋琢磨することが、個を成長させ組織の力へとつながっていきます。当委員会では明るい豊かな社会の実現のために新会員候補者を5名リストアップします。
ダイバーcity委員会
委員長 及川 雄太
昨今の目まぐるしく変化する社会情勢や、急速な技術の進歩、生活様式の変化等、加速的に既成概念や常識が通用しなくなり、将来が見通しづらい世の中になっています。様々な変化に適応し、次から次へと生じる課題を乗り越えて持続的で豊かな未来を実現するためには、人々の個性を最大限に発揮することで様々なものの見方や解決案、新しいアイデアが生み出される強靭な社会を築くことが必要です。そのためにあらゆる考えや生き方に寛容であり、誰もが自身の望む生き方に向けてチャレンジすることができる、多様性を認め合う環境づくりが必要です。しかし、多くの人々が個性を尊重することの重要性を感じていながら、慣例や常識といった既成の概念に捉われ、現状では個人の多様さが十分に認められ活かされていない現状にあります。
「ダイバーcity委員会」は、地域の人々の様々な考え方やアイデア、それに基づく挑戦への支援を行い、市民の個性が輝くまちづくりに取り組んでまいります。個性とは性別や国籍といった表層的なものから価値観や嗜好、コミュニケーション能力など深層的なものまで多岐に渡ります。私たちは青少年をはじめとした様々な市民に対し、多様な個性を尊重することの重要性を認識し、そのために何をしなければならないかを考えてもらえる事業を実施します。事業を通して互いの個性を尊重し、安心して活躍できる環境を作ることがすべての個性が輝く社会に繋がる、という意識の醸成を図り、共に助け合うことができる社会の土壌を作ります。
更に、自身の理想やありたき姿を実現するための努力や取り組みを支援し、様々な個性を持つ人がまちづくりに関わる機会を提供する事業を実施します。多様な考えや生き方に基づく活動や表現が行える機会を提供し、多くの人の目に触れることで、当事者同士や市民の対話や交流を生み出し、相互理解を深め共生が可能な社会に近づくことを目指します。
市民の意識醸成、活躍の場と人々の交流の機会の創出という活動を段階的に行うことで、地域社会全体で個々の多様性を尊重し助けあう気運を高めることができると考えます。私たちはメンバーの力を最大限活かした活動で、地域全体で多様性を認め合う社会を育み、輝く個性が調和する明るい豊かな未来の実現を目指します。
会員拡大について
「明るい豊かな社会」を実現するための持続可能な組織づくりには、輝く個性である新会員の獲得が必須となり、より多くの会員が青年会議所運動を通して自身の発展と成長を遂げることは、更なる組織の強靭化を促し、まちづくり運動が活性化する明るい未来のサイクルを生み出します。そのために積極的な勧誘を行い、青年会議所で発展と成長の機会を得られることの醍醐味を伝えてまいります。
お問い合わせは
〒070-0043 旭川市常盤通1丁目
道北経済センタービル5階