青年会議所は、40歳までの青年経済人が明るい豊かな社会を築くために集う、まちづくり・人づくり・地域づくりの団体です。

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理事長所信

  • 一般社団法人旭川青年会議所
    2026年度 第76代理事長
    横内 浩平
  • 率先躬行

皆様はなぜJCをやっていますか。
入会した理由は人それぞれですが、我々は「明るい豊かな社会の実現」という長期的且つ、大きな目標のもと運動をしております。明るい豊かな社会を実現するためには、社会により良い変化をもたらす必要がある。そして社会を変化させるためにはリーダーシップの開発と成長の機会を提供する必要がある。
我々はまちのリーダーを目指し、地域を牽引し、旭川により良い変化をもたらす。
本気で明るい豊かな社会の実現を目指し、実現するきっかけを率先してつくる。
そんな1年間に…

はじめに

旭川青年会議所は日本の再建を使命とし1950年に設立されました。
先人たちは、いつの時代もその時々の課題へ正面から挑み、英知と勇気と情熱をもって仲間と共に歴史を紡いでこられました。2026年度、旭川青年会議所は今まで携わってこられた全ての方々への感謝の気持ちを決して忘れることなく、明るい豊かな社会の実現に向けて邁進してまいります。
私は旭川青年会議所に入会した当初、自分はなぜ入会をしたのか、何を目的とし、何が得られるのか、この会で何がしたいのか、よくわからないまま過ごしておりました。そんなある日、ある役割を受けることになり、受けてはみたものの、私に責任を果たすことができるのか、とても不安な気持ちでした。そんな時、私を助けてくれるメンバーが現れました。そのメンバーは議案や青年会議所の考え方などを懇切丁寧に教えてくれました。初対面に近い私に、夜遅くまで、優先して時間を使ってくれました。そしてこの時、私は青年会議所の「愛」を感じました。この「愛」が青年会議所の強みであり、この「愛」を受け継ぎ、まちや人に奉仕できるようになる。それが自分の使命だと感じた記憶があります。もしかすると私のJCスイッチはこの時に入ったのかもしれません。そしてこの使命を達成するために「リーダーシップの開発と成長の機会」(JCI Mission)が必要なのだと理解しました。
入会した理由は人それぞれですが、我々は「明るい豊かな社会の実現」という普遍的で大きな目標のもとに運動を行っております。地域の課題解決へ率先して運動を起こし、まちを愛し、まちからも愛される。そして必要とされる組織を目指し、「愛」をもって、わがまちのリーダーを目指していかなければなりません。

率先躬行(そっせんきゅうこう)

2026年度のスローガンは「率先躬行」としました。辞書をひくと、「人よりも先に自ら進んで物事を行うこと。『率先』は他人よりも先に物事を行うこと。『躬行』は自らが進んで物事を行うこと。」とあります。込めた想いは、「40歳までの我々若者が先頭に立ち(率先)、自ら行動(躬行)していく。」というもので、これこそがリーダーへの第一歩であると考えるためです。JCが大切にしている「リーダー」とは、単純に組織や団体のトップというだけではなく、「自らが率先して行動する」「模範となり先頭を切って行動する」という意味が強いと私は考えております。そして、率先して行動する姿を見たまわりの人々が感化されていく。そんな風土を醸成してまいります。

我々は変化をもたらす組織でなければなりません。どんなにまちを良くしたいと願っても、行動をおこさなければ絶対に変えることはできません。社会を変える、社会を変え続ける「仕組み」を考え、地に足の着いた運動を展開していく。そして、ただ行動するだけではなく、「率先して」という部分にこだわり運動を行っていく。そんな想いから「率先躬行」をスローガンにしました。

「仕組みづくり」ができる組織

青年会議所は単年度制です。我々は1年間という限られた時間の中で、より多くの成長と発展の機会を得るためにこのシステムを採用しています。一見、不合理に感じられるかもしれない単年度制ですが、もし仮に誰かが何年も同じ役割を担ったら、と想像してください。同じ人が同じことを行ってしまうと、効率化と引き換えに、その人にとっての成長の機会が失われ、同時に組織にとっても発展の可能性が減少してしまう。結果的に、多くの人びとへ影響を与え社会により良い変化をもたらすという本来の使命を果たすことができなくなってしまう。そういった観点から青年会議所は単年度制というシステムを、極めて合理的に採用しているのだと思います。
役割や人は単年度制であるべきだと考えておりますが、一方で内容や、仕組みはある程度中長期的なビジョンのもとに行うことが必要だと私は考えております。毎年やる事を変えてしまうと、何をやっている組織なのかが見えにくくなり、見ている人やまちに対して影響や効果が浸透せず、社会により良い変化をもたらすことが難しくなると考えるためです。また、どんなに素晴らしい事業を構築しても、1年間で生み出せる成果には限界があると思います。役割や行う人が変わっても、更にはJCから市民や、他団体へ移管しても継続できる事業こそが強固と呼べるものであり、社会へ影響を与えられるものではないでしょうか。もちろん、全ての実施内容を固定化することはできませんが、そうした中長期的なビジョンのもとに構築される強固な事業や、「仕組みづくり」が必要だと考え、そうした「仕組みづくり」のできる組織を目指してまいります。

組織運営の基盤

明るい豊かな社会の実現の為には、円滑で柔軟な組織運営が必要不可欠です。我々青年会議所は、民主的な意思決定の場である会議によって、事業を始めとする様々な意思決定を行っており、この会議こそが我々の基盤となっております。この会議をより効率的、且つ効果的に運営することが必要です。変えてはならないものと変えなくてはならないものを見定め、運動を最大化するために、様々なサービスやアプリケーションの活用を推進し、現代社会のやり方にあわせたスピード感のあるシステムと進行、そして法令や定款・諸規則を遵守し、透明性のある会議にしてまいります。より良い会議にすることが、より良い社会への第一歩となる。そうした想いからJC運動の基盤となる会議の改善に取り組んでまいります。
また、我々の運動の効果の最大化と、その基盤強化のため、広報活動をこれまで以上に重視し、活用するよう考えております。広報手段としては、SNSやホームページが主流となっており、多くの人にとって馴染みのあるものとなっております。一方で、私はこの主流になったSNSやホームページが、インターネットの広がりによって「あらゆる情報がかつてない速度で広がっている便利な側面」と、「ただただ情報が乱雑している側面」をもち、効果的な活用ができていないように感じております。そのために、ターゲットを絞り、研ぎ澄まされた広報。「伝える」ではなく「伝わる」にコミットした広報を目指します。様々なツールを活用し、見ている人へ何かしらの変化を与えられるような広報を通じて青年会議所の魅力を発信し、組織の基盤強化につとめてまいります。

持続可能な組織を目指す

組織は人で決まる。と私は考えております。皆様の会社や所属されている様々な団体もそうではないでしょうか。実際に物事を行うのはその場にいる人・携わる人です。そして、その人それぞれの個性を活かすことができる組織は発展します。
青年会議所は「学び舎」と表現されることがあります。運動を通じて最大限の成長の機会をつくり、同じ志を持ち、誰もが学べる、みんなが楽しめるそんな環境づくりを目指します。また、組織の発展として会員の拡大は運動の基本であります。近年、全国的にJCの会員数は減少傾向が続いており、旭川青年会議所も例外ではありません。持続可能な組織を目指すにあたり、会員拡大は避けて通ることのできない課題です。しかしそんな現状だからこそ、ただ単純に人数を増やし、規模を拡大させるのではなく、このまちのリーダーを目指す人財を発掘し、ともに成長していくことが重要だと考えます。そのためにも誰もが入会しやすい「仕組み」や、企業側が入会をさせたくなる「仕組み」を研究して量と質の両軸で拡大を図ってまいります。わがまち旭川にはまだまだ沢山の人財が成長と発展の機会を待っている。旭川にはまだまだ可能性が沢山ある。と私は信じております。この先、何年後、何十年後の未来につながる組織を目指して発掘と育成に力を注いでまいります。

効果の最大化を図る手法

我々は事業や例会の構築にあたって、必ずその事業の「目的」を設定しています。事業や例会を通じて社会にどのような変化をもたらすことができるのかを考え、効率的且つ効果的な手法を選択する。この一連の流れによって、事業に一貫性が生まれ、社会への影響力が保たれます。ここで私が重要視しているのは事業(手法)が目的になっていないか。ということです。手法だけにとらわれ、実施することで満足していると効果を得ることはできません。この「効果を意識した運動」を行うためにも、目的の設定が非常に重要です。わがまち旭川が抱える課題は多岐にわたります。歯止めの利かない人口減少、少子高齢化、価格高騰、労働力不足等々。これらを解決するための一助となるような事業を実施するためにも、しっかりとした研究に基づいた目的の設定をしていかなければいけません。また、旭川には北海道の中心に位置する地の利や、インバウンド需要の高まりをはじめとし、多くの潜在的な資源や可能性があると思います。そうした可能性を活かした手法を模索しない手はないはずです。最大限の効果を発揮でき、社会に影響を与えられる事業や手法を研究してまいります。
「効果を意識した運動」の好例として、旭川青年会議所の運動の一つである「烈夏七夕まつり」があります。多くの人を巻き込み、多くの人を笑顔にし、郷土愛を育て、市民や参加団体と一緒に構築をすることで、人と人とのつながりを通じて豊かさを実感できる大きな機会となっています。この「烈夏七夕まつり」も様々な課題に直面しながらも、事業によってどのような変化をもたらすことができるのか、という目的がしっかりと見据えられていたために、多くの人に支持される強固な仕組みとして今に続いているのではないでしょうか。現状でも価格高騰の問題や、担い手不足といった課題があります。今後も引き続いて社会に影響し続ける事業としていくために、「仕組み」をシンプルにすることを検討し、「持続可能な仕組み」としていくことが重要だと考えております。

さいごに

「地域を牽引するリーダーを目指す」、「社会により良い変化をもたらす」ということは大変難しいことです。しかし難しいからこそ本気で目指すことや、挑戦することに意味があり、成長があるのではないでしょうか。我々が失敗したとしても、次の世代、またその次の世代のメンバーの運動の材料になれば、それも一つの成功ではないでしょうか。所信として方向性や考え方を述べてきましたが、我々が地域を牽引するリーダーとして率先して行動を起こせるような、仕組みとしての組織を目指してまいります。皆様の誰もが、社会により良い変化をもたらすことができる。そんな人になれると私は信じております。
メンバー、家族、社員、関わる全ての人、そしてわがまち、全てに愛情をもちましょう。
そして、誰よりも先に自ら率先して行動する意識もち、未来を見据えて仕組みをつくり、一緒に運動をしよう。みんなで運動をしよう。

お問い合わせは

  • TEL 0166-22-9815(平日9時から17時まで)
  • TEL 0166-26-3235
一般社団法人旭川青年会議所
〒070-0043 旭川市常盤通1丁目
道北経済センタービル5階